大人からバレエを始めて、早速ストレッチをしてみると
「いたたたたたた!! 硬い!!??」
年齢のせいでしょうか、自分が思っていたより
ストレッチが大変・・・と悩んでいるあなたに、
私の実体験から考えた
ストレッチのポイントをお伝えします。
それは、
・伸張反射を発動させない
・マッサージをする
・挫折せず毎日こつこつ
です。
このポイントを押さえておけば
より効果的にストレッチが出来ると思います。
伸張反射の発動は防止するべし!①
ひざ下を叩くと、足が上がる反応、
それが「伸張反射」です。
筋肉が伸びると、その反動として、筋肉が縮むという動きです。
この機能を発動させないようにストレッチすることが大事。
そのためには無理なストレッチをしないことがポイントです。
もう少し詳しくこの機能を説明すると、
筋肉を一定の長さに保って姿勢の調整をするもので、
特に体を支える部分(つまり足)でその反射が強くでやすいようです。
例えば、急に押された際に、
そのまま転ばないように姿勢を保つ時に
この「伸張反射」が役立ちます。
押されることで筋肉が伸び、
脳が「姿勢保つために縮めーー!!」って命令してたんでは、転んでしまうため、
反射的に縮まるようになっています。
つまり、無理やりストレッチをしてしまうと、
体がこの「伸張反射」を出動させてしまうんです。
折角伸ばしてストレッチしても、
結局は反動で縮んでしまい、逆に硬くなっちゃう事も。。。
そう考えると、
反動を使ったり、痛いのを我慢してやるストレッチは、
あまり効果的ではないんです。
時間はかかりますが、痛気持ちいいところで
「ゆっくり徐々に」ストレッチをしていきましょう。
伸張反射の発動は防止するべし!②
「伸張反射」を発動させない、もう1つのポイントは、
ストレッチ前に体を温めておくことです。
体を温めておくと、筋肉が柔らかくなって
伸びやすくなっている状態です。
逆にいうと、温めてないと筋肉は硬く、緊張している状態。
緊張しているところでストレッチすると
やはり「伸張反射」が発動しやすいので、
体を温めておくのがベター。
「ストレッチはお風呂上りや運動した後に」
と言われている理由もここにあるのだと思います。
風呂上りや運動後にストレッチの時間が取れない!
という場合もありますよね。
そういう時は、ストレッチ前に
服を着こんで厚着をしておいて温めおく、とか
好きな音楽をノリノリで聞いて体を動かす、とかでもOK。
少しでも体を温めて、
筋肉の緊張を和らげてからストレッチするようにしましょう。
意外とマッサージは効果ある!
私があなたにぜひやってほしいこと、それは
マッサージです!
体を温めてから、自分の伸びにくいところを
ぐりぐりマッサージ。
その後にストレッチをするのです。
これは体を温めるという効果もありますが、
硬くなっている筋肉を柔らかくほぐして
ストレッチしやすくする為です。
手でぐりぐりもみもみしても良いですし、
私はフォームローラーを使っています。
手でやると疲れちゃうし、ローラーをマッサージしたいところにあてて
ご~ろご~ろ転がしているだけなので楽ちんです。
私は前屈が苦手で、
いつも膝裏から太ももの裏がピキーっとなるので
ここをローラーでゴロゴロしてます。
すると足がホカホカしてきます。
マッサージで血行が良くなってるんですね。
体を温めておいて、重点的に伸びにくいところをマッサージして
さらに筋肉を柔らかくする。
これが私にはとっても効果がありました。
体を温めてからストレッチしてるし、毎日やっているのに
あんまり効果が見えてこない、と感じていたら
ぜひマッサージをしてみてください。
毎日こつこつ、挫折しないでストレッチ
毎日こつこつストレッチをするのが良いですが、
「どこかでストレッチの時間取らなきゃ!」
と気負わず、まずは挫折しないことを目指しましょう。
気負っちゃうと、出来なかったときに罪悪感を感じませんか?
私は割とそういうタイプなので、
日常生活の中にストレッチを取り入れました。
例えば、
洗濯物をたたむときに、床に開脚した状態でたたんでいたり、
テレビを見ながらストレッチをしたり、いわゆる
ながらストレッチです。
テレビや動画を見ながらだと、
リラックスしながらストレッチができます。
筋肉を緊張状態にしないためにも、
リラックスして息を止めずやることが大事。
ぜひ、ストレッチのポイントを頭にいれて、
一緒にストレッチ頑張っていきましょう!
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