大人バレエのアンディオールのコツ、「足先を広げすぎない」なんです

バレエ

バレエの基礎にして難関のアンディオール。

バレエ用語に「アン~」って多すぎて、
名前と動作を覚えるの大変でした。。。

さて、先生に「アンディオールしてください」と言われて
足先を頑張って開きませんか?
私もそうでした。

でも、それでも先生には「もっとアンディオールしてください」
と言われていました。
そこで色々調べてみると、

なんと、
足先を開きすぎていると、アンディオールが出来ない
ようです。

そう、コツは「足先を開きすぎないこと」だったのです。

足先が開いている=アンディオールが出来ている、ではない

足を外に回すと聞くと、まずは足先を開くと思います。

その開き具合が120度とかあると、
何となく足を外に回せている気になりますが、
それでアンディオールしているとは言えないのです。

なぜかと言うと、
それは膝から下が外側へひねっているだけで
膝から上は回っていない可能性があるからです。

なので、足先の開き具合をみて
自分は脚を外へ回せていると思うのは
バレエ上達の妨げになっているかも知れません。

私も結構ひざ下が柔らかいのか、
足先は120度くらいは開けていました。
それでも先生には
「アンディオールしてください」と言われてしまいます。

それは、ひざ下だけが回っているだけで、
脚全体が外旋しているわけではないので、そう注意されたんですね。

それをわかっていない私は、
「そうか、先生くらい180度近くまで開かないといけないのか」
と考えてしまっていました。

前ももに力が入っていると外に回しにくい

アンディオールするには、
股関節が外に回っていると、脚全体が外旋します。

これが、ひざ下だけで外に回していると、
どうしても膝が入ってしまって、
バランスをとるために前ももを使ってしまいます。

この前ももに力が入っていると
股関節の動きに制限がかかってしまって外に回すことが出来なくなってしまう、
ということらしいのです。

前ももに力が入っている状態をなくすことが
アンディオールができるようになる一歩なんです。

反り腰や反張膝は改善がまずは大事

前ももを使いやすい、力が入りやすい代表が、
反り腰、反張膝の人です。
反張膝の人はほとんどが反り腰だと思いますが。。

ももの前と後ろはバランスを取り合っているのですが、
前の方のパワーが強いと、
骨盤もそれに引っ張られて前に倒れやすくなります。

いわゆる骨盤の前傾というもので、
そうなると体が前に倒れるのを防ぐため、腰を反らせてバランスをとります。
これで反り腰が完成します。

もともと反り腰や反張膝の人は
前ももを強く使う癖があるので、
そもそも股関節の動きを制限しがちになってるってこと。

それが結局アンディオールがやりにくくしているので
まずは反り腰の改善や、反張膝の癖の修正
遠い道のりに感じるけど、
これがアンディオールへの近道でもあるんだと思います。

アンディオールはすぐには出来ないから焦らない

バレエレッスンに行くたびに、先生に
「アンディオールしてください」
「脚を外に回す感覚」
って言われても、うんうんって聞いて
意識する、くらいでいいと思っています。

出来ないことを焦らなくても、へこまなくてもいいんです。
だって、そう簡単にはできないんですから。

そもそも、アンディオールなんて日常でしないんですから、
大人からバレエ始めた私達は尚更
やったことのない動きをすることになるんです。

やってと言われて出来るわけないんです。

しかも、30年40年と使ってきた体の癖があります。
これを修理していかないとなんだから尚更。
だから焦らない。

でも、出来るようになるためにコツコツと出来るところからやる。
私も全然できていませんので、
これからもヒントになることを見つけて発信していきます!

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