大人から始めたバレエが上達しないのは、自分の体の使い方を知らないから?!

体の使い方を知らないバレエ

バレエをやっていくと、
色々な悩みに直面します。

その中の1つに
「バランスが取れない」「軸がわからない」
ってありませんか?

つま先立ちすると、どうしてもグラグラしちゃう。

「軸を感じてください」
「上下に引っ張ってバランスを取ります」
「下っ腹をぐっと中にいれて引き上げる感じです」
「お尻をくっつけて、内股を締めてください」

など、先生に言われ
お尻や内股に力を入れてみたり、下腹をへこませてみたり、
何となく言われたことをやってみてました。

「それじゃあダメだったんだ。効率的ではなかったんだろうな」
と今感じています。

「自分の体を知る」
これがきっとすごく大事なことなんだと思います。

バレエをただやっているだけでは上達はしない

私は、休み休みではありますが、
5年以上バレエを習ってきています。

前々から言っていますが、
びっくりするくらい上達していません。

ポジションやポーズの名前などは
まぁまぁ覚えましたし、

レッスンでの曲に合わせたポーズの組み合わせも
慣れてきて、前の人を見ないと分らなくなる、
というのも少なくなりました。

じゃあ、それぞれのポーズはどんなふうに体を使ってやるのか、
ぐらつかずにバランスがとれるようになったかとか、
そういう上達はほとんどない
んです。

先生に注意されれば、それを直そうとしますし、
言っていることも自分なりに解釈してやってみます。

でも、
何となく言われていることをやっているだけでは
正しく体を使えてなく

結局上達もしなければ、必要な筋肉も付かずに
時間だけが過ぎていっていた
んだろうなと感じています。

先生から注意されたことから、理由を考える

訳あっていくつかのバレエスクールに行きましたが、
指摘されることも、褒められることも同じでした。

「足が綺麗に見える」
「腹筋がない」
「前ももを使わないで」

この言われたことについて
「なんでだろう」と
調べることをおすすめ
します。

当時は先生の言葉を深く考えずに、
必死になってお腹に力を入れて、
上半身を上にあげようと頑張りましたし、

前ももは、使わないでと言われても、
どうしても使っちゃうので、
それも腹筋がないせいだと思っていました。

でも、体型改善を決意してから、
指摘されたことをどうしたら直すことが出来るか調べていくうちに
「反り腰」や「反張膝」にたどり着きます。
(反り腰についてはこちら☟)

https://mylifeshift-blg.com/toe-training/

前ももを強く使ってしまうと、反り腰となり、
上半身を支える腹筋が上手く使えない
 ↓
「腹筋がない」
「前ももを使わないで」

反張膝は力を入れなくても膝が中に入っていて、
足が伸びて見える。
 ↓
「足が綺麗に見える」

膝が中に入ってしまう分、
前ももがバランスをとるために強く使われてしまい
逆にハムストリングが育たず、

その結果、前ももが骨盤を引っ張ることで
骨盤が前傾して反り腰となる。
 ↓
(再び)
「腹筋がない」
「前ももを使わないで」

調べれば、あなたの問題点の理由が見えてきます。

自分の体の癖を知るのが効率的かもしれない

自分の体の癖がわかると、
それを修正し整えることから始めることができます。

例えば私の場合、自分が反張膝による反り腰だと分かると
「バランスが取りにくい」理由に納得がいきます。

そして前ももが使われやすい理由もわかってくると、
歩き方を変えてみたりしています。

反り腰を改善するストレッチや筋トレ、
前ももを使いすぎないように
ハムストリングを柔らかくするところから始めるなど
(ハムストリングの話☟)

直接的にルルベでの片足立ちができるわけでも、
アラベスクや足上げができるようになるわけでもないですが、

それができるようになるための土台を作りが
結局は一番 ”効率的な方法”
なのかもしれません。

体の癖を修正し、正しく整えるのには時間がかかります。
でも、正しく体を使えるようになれば
バレエも上達していくはず、と思っています。

あなたも自分の体の癖を考えてみましょう!

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